2018/7月 奥穂高岳ツアー③

2018/7月中旬

3日目も最高のお天気!

穂高岳山荘 ➡ 奥穂高岳 ➡ 紀美子平 ➡ 岳沢小屋 ➡ 河童橋  

朝食を食べて奥穂高岳へ向かいます。

(朝食の写真は撮り忘れてしまいました)

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奥穂高岳への登り

山荘から奥穂高岳への登りは、出だしにこうしたハシゴが連続します。

ハシゴが終われば、あとは岩稜帯歩きになり小屋から約1時間で山頂です。

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山頂からは天気が良ければ、槍ヶ岳、ジャンダルム、表現座、上高地と360度のパノラマが楽しめます。

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手前から涸沢岳、北穂高岳、槍ヶ岳
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ゴールの上高地・河童橋。奥に乗鞍岳、さらに奥には御嶽山。

奥穂高岳からは吊り尾根を歩いて、前穂高岳への分岐の紀美子平へ約1時間半。

鎖場の多い、下り基調のトラバースの登山道です。

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一歩間違えれば真っ逆さまで助からないので要注意!

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奥穂高岳を振り返る。

今回、紀美子平から前穂高岳のピストンは行わずに岳沢小屋へ。

重太郎新道を歩いて約2時間。

重太郎新道は本当に急で、とっても事故の多い道です。

下りに使用するかたは特に要注意!!

セーフティファースト(安全第一)で降りたので写真はありませんでしたw

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岳沢のテン場から吊り尾根を見上げる。

岳沢小屋で長めのお昼休憩をとって上高地へ約2時間。

上高地との中間ぐらいに風穴があります。

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風穴。天然のクーラー。

風穴は、積み重なった岩石の間に、冬の間に入り込んだ雪や雨が氷となり、中の冷たい空気が吹き出す天然のクーラーです。

中にできた氷は、地上の温度の影響をあまり受けないため、夏の終わりごろまでは残ります。

そのため、夏の間は天然のクーラーを楽しむことができます。

この風穴から吹き出す空気は本当に冷たく、風穴の前でじっとしていると真夏でも寒くなるくらいです。

涼しい空間を楽しんだら、また上高地を目指します。

3日間天気に恵まれた最高のツアーになりました。

NZからのお客様も本当に楽しんでいただけたようです。

今回はお花の紹介はあまりしませんでしたが、イワツメクサやチシマギキョウ、オトギリソウやミヤマダイコンソウ、ウサギギク、ニッコウキスゲなどお花も楽しむことができました。

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イワツメクサ

長野県安曇野在住の登山ガイド。

憧れの北アルプスや南アルプスから関東近郊の低山まで様々な山をご案内いたします。登山未経験者の方も道具の購入からサポート致しますのでお気軽にお問合せ下さい!

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