ザゼンソウとミズバショウ

2020/4/6

世間は新型コロナウィルスで大騒ぎ。

不要不急の外出自粛が求められていますね。

松本安曇野あたりでは、まだ感染者が少ないせいなのか、今日もマレットゴルフ場ではおじいちゃんおばあちゃんたちが大勢で楽しんでいました、、。

さてさて、そんななか自分はというと。

妻と一緒に自然観察がてら、近くの湿原をのんびり散策。

一番の目的はザゼンソウ。

f:id:i_ryuhey:20200406175549j:plain

僧侶が座禅を組む姿を連想させることからこの名前がついたそうです。

f:id:i_ryuhey:20200406175602j:plain

中央の丸い部分が花序(肉穂花序 / にくすいかじょ)。

花序の黄色い部分が一つひとつの花です。

周りの赤紫色の部分は仏炎苞という大型の苞です。

仏像の後ろにある背景、「光背」に見立てて「仏炎苞」というのだとか。

光背は仏様にさす後光を表現したもの。

炎という字が入るのはよくわかりませんが、

不動明王などの光背は、怒りを表現するために「炎」の形をしているので

このあたりから「仏炎苞」と書くのかもしれません。

仏炎苞はザゼンソウやミズバショウなどのサトイモ科の植物に見られます。

この日は、咲き始めのミズバショウも見られました。

f:id:i_ryuhey:20200406181349j:plain

ミズバショウ

ザゼンソウと同じく、中央が花序で周りの白い部分が仏炎苞。

f:id:i_ryuhey:20200406181436j:plain

こっちの方がちょっと咲いてるかな?

f:id:i_ryuhey:20200406181457j:plain

ミズバショウの群落

ついでにショウジョウバカマの群落もみられちゃいました。

f:id:i_ryuhey:20200406181720j:plain

ショウジョウバカマ

葉を袴(はかま)にみたてた名前。

f:id:i_ryuhey:20200406181852j:plain

 距離があって写真は撮れませんでしたが、リュウキンカも少し咲いていました。

これから来る花の季節が待ち遠しいですね〜

長野県安曇野在住の登山ガイド。

憧れの北アルプスや南アルプスから関東近郊の低山まで様々な山をご案内いたします。登山未経験者の方も道具の購入からサポート致しますのでお気軽にお問合せ下さい!

☆LINEでもお問い合わせ可能です。
ID検索で「@164ehykx」を検索していただくか、下の友達追加ボタンか、サイドバーのQRコード読み取りからお願いします。

コメント