2018/09/07
晩夏?初秋?の尾瀬に行ってきました。
尾瀬といったら、やはり尾瀬ヶ原に咲くミズバショウやニッコウキスゲ、ワタスゲなどなどをイメージしますよね??
こういった花の見頃、ハイシーズンの6月〜7月。
とても綺麗素晴らしい景色で、もちろん一見の価値あり!です。
ただ、その分多くの人で賑わうため、ハイシーズンの週末ともなれば渋滞ができることもしばしば。人の多さに気付かれしてしまうかたもいるのでは…?
私自身がその一人です。
せっかくならば、出来るだけ喧騒のない、静かな自然を楽しみたい。
と、そんな私と同じようにとにかく静かな尾瀬を楽しみたいという方にお勧めなのが、9月上旬から敬老の日の3連休前までです。
この時期のオススメポイントはこんな感じ
- 人が少なく、静かな尾瀬を楽しめる
- 自分のペースでのんびり歩ける
- 山小屋が好いている(平日ともなれば貸し切り状態の小屋も)
- 小屋のお風呂にゆっくり入れる
- 涼しい(湿原は日を遮るものがないので真夏は厳しい)
☆要するに静かで涼しい尾瀬を、のんびり楽しみたいというかたにもってこい。
もちろん花や紅葉を期待してはいけません。
花が終わり紅葉が始まる狭間の時期です。何もないと思って行って、少し花が咲いていたり紅葉していたらラッキー!くらいの気持ちがいいかもしれません。
さてさて、
9月7日に日帰りでお客様2人をご案内。
鳩待峠から入り尾瀬ヶ原をぐるっと回って、また鳩待峠に戻るコースです。
鳩待峠を朝7時に出発です。予報通りの雨でしたが、歩き始めるとすぐに止んでくれました。
※濡れた木道はめちゃめちゃ滑るので要注意!
※木道だけでなく、尾瀬の岩は蛇紋岩といって滑りやすいので、こちらも要注意!
山の鼻までは、サクサク歩いて1時間。のんびり歩いて1時間半ほど。
ここまでくれば、尾瀬ヶ原は目と鼻の先。(山の鼻だけに)
朝8時半。静かな尾瀬ヶ原をのんびり歩きます
ヒツジグサの名前の由来は、「羊の刻(13時~14時)に花が開く。」
と一般的に広まっていますが、「羊の刻に花が閉じる」というのが名前の由来とも言われています。諸説あるようです。
実際に見たときは、お昼前には花が開いて、14時過ぎには閉じ始めていたような気が…。
他にもイワショウブや、エゾリンドウなどが見られました。
ハイシーズンのように花や紅葉が沢山見られるわけではありませんが、静かな尾瀬をのんびりと楽しむには良い季節です。
皆さんも是非。
長野県安曇野市在住の登山ガイド。
憧れの北アルプスや南アルプスから関東近郊の低山まで様々な山をご案内いたします。登山未経験者の方も道具の購入からサポート致しますので、お気軽にお問合せ下さい!
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